以前、ネットを徘徊していて、とあるサイトで偶然知り、思わずかぶりつきで画像に見入ってしまい、絶対この目で見てみたいと思っていた神社に行ってきました。
その名も美喜井稲荷神社(みきいいなりじんじゃ)です。
猫好き垂涎の稲荷神社
東京は赤坂、虎屋の本店の脇にあるビルの中二階。
美喜井稲荷神社はこの場所にひっそり佇んでいます。
かなり狭い階段を上っていくと・・・
これまたメチャ狭い境内が出現。
向かって左側には手水舎があります(フタが閉まっていたのは、人があまり来ないから?)。
そして右側には・・・猫!?
なんとこの神社、稲荷神社なのに眷属が狐ではなく、猫なのです。
拝殿の奇妙な2匹の猫
拝殿の欄間部分にも猫の像が2体。
片目を瞑り、鳥と遊んでいるっぽい様子の猫と・・・
人魂みたいな奇妙な物体にかぶりついている猫。
人魂?を喰らう猫は真っ赤な人間みたいな物体(正直グロい)にマウンティングしているように見えます。一体この像はなにを意味しているのか・・・
怖くはないですが(でも夜に見たら怖いかもしれない)、この2匹の猫はなんとも奇妙なオーラを放っていました。
タコを食べてはいけない?
奇妙といえば、境内にはこんな表示が。
美喜井稲荷の御守護神は京都の比叡山から御降りになりました霊の高い神様ですこの神様にお願いする方は蛸を召上がらぬこと
この神様を信仰される方は何事も心配ありません
蛸を食べるなとか、何事も心配ないとか断言しているのが唐突感満載・・・
願い事が叶うまで蛸を食べちゃいけないのか?とか、一生食べちゃいけないのか?とか、色々ツッコミたくなりました。
タコが好物というわけではないのですが、とりあえず願い事はしないでおきました(たまにタコ焼き食べたくなるし・・・)。
まとめ
というわけで、美喜井稲荷神社は奇妙でキモかわいい猫を堪能できる、不思議極まりない神社でした。
敷地が狭いのは狭いところが好きな猫のイメージにピッタリで、広くない分、知る人ぞ知るみたいな、いい意味でマイナーな感じを醸し出していて良かったです。
近くにある豊川稲荷には1年に一回、融通金をもらいに行っているので、この神社にも毎年行くようにしたいなと思いました。