埼玉県は新所沢にある、インド・ネパールカレーの店『
メニューは豊富でカレーの辛さレベルは5まである
席に案内され、渡されたメニュー表を見やると、タンドリーチキン、シークカバブなどのサイドメニューやタイ料理もあり、品数豊富なラインナップでした。「プレーンナン・ライスお替り自由!!」というナイスな文言が目を引きます。
私はいくつかあるランチセットのうち、ダンカレー(レンズ豆入りのカレー)、チキンカレー、サラダ、タンドリーチキン、ナン(ごはんも選べる)、飲み物のセット(〆て980円也)を注文しました。飲み物はやはりカレーといえば・・・ということでラッシーをチョイス。
カレーの辛さは甘口、普通、中辛、辛口、激辛の5レベルあり、注文時に「カラサハドウシマスカ~?」と聞かれたので、辛口にしました。
迫りくる巨大ナン
『
注文すると、さっそく2人のインド人と思しき男性のうち、一方が生地をグニャ~と引き伸ばしながらナンを作り始めるのが見えました。
時々交互の手に打ちつけながら伸ばしていくのですが、その際にパーンパーン!!という乾いた凄まじい爆音が鳴り響いていました。あたかも柏手(かしわで)を打っているかのようで、正月気分に逆行しそうに・・・
そして出てきたナンは直径50㎝近くはありそうな巨大っぷり。見るだけでおなかいっぱいになりそうです。実際かなり食べごたえがあり、最初はお替りに挑もうかなと思っていましたが、あえなく断念。
薄い部分はカリッとしていて、中の方はハンパなくモッチリしていました。これはかなり美味です。
カレーは2種類あり、ダンカレーは香辛料がこれでもかというくらい効いていて、なかなかパンチのある辛さ。チキンカレーは拍子抜けするくらい辛くなくて、ホントに辛口なの?と思うくらい甘かったです。
辛口でこれだけ辛いってことは、激辛だとどうなるのやら・・・。でも辛さの感じ方は個人差があるので、平気な人は平気なんでしょうね。
写真左がチキンカレー、右がダンカレー
どちらのカレーも滋味豊か、本格的な味わいで、家庭で再現するのは難しいだろうなと思うくらい本場の味全開でした。
タンドリーチキンも容赦なくスパイシーかつ、香ばしかったです。厨房で鶏肉を豪快に串にブッさして焼いているのが見えたのですが、本場の作り方なのでしょうか?
サラダはまあ・・・可もなく不可もなくって感じでした。「サラダの70%は空気だよ」というタモリの迷言が脳内に浮かびました。
ラッシーはほどよい甘さでおいしかったのですが、行った日はメチャクチャ寒かったので、氷が大量に投入されている飲み物は冷え性の身には堪えました(氷は全部取り除いて飲んだ)。
お店の人はフレンドリー
店全体に清潔感があり、整然とした印象だな・・・と思ったら、店員の女性(たぶんインドの人?)がとても几帳面な性格のようで、私が座っていたテーブルが少しズレていたらしく、「ズレテマスカラナオシマスネ~」と言いながら直してくれました。
この方はとてもフレンドリーで、食べ終わって帰ろうとしたら「ドウデシタ?カラカッタ?」と、にこやかに話しかけてくれて心が和みました。
他の店員さんも入店と退店の際には大きな声で「イラッシャイマセー!」「アリガトウゴザイマシター!」と挨拶してくれるので、変に緊張することなくリラックスして過ごせて良かったです。
ダンカレーは辛くて舌がヒリヒリしましたが、心はヒリヒリとは無縁。機会があったらまた食べに行きたいです。