先日、『バターナッツかぼちゃ』が手に入りました。
南アメリカ原産のバターナッツかぼちゃは日本ではそれほどメジャーではありませんが、アメリカでは人気があってよく食べられているそう。
皮は肌色でツルツル&ツヤツヤしており、ヒョウタンみたいな形をしています。
ヒョウタン型は縁起がいいので、飾っているだけでも風水的にイイ感じです。
だからしばらくの間ずっと部屋に置いておいたのですが、そろそろ食べてみようかと思いまして、いろいろ調べた結果、ポタージュにするとおいしいという情報を入手。
さっそくつくってみました。
バターナッツかぼちゃのポタージュ
バターナッツかぼちゃを切ってみると下側のふくらんだ部分に種が入っていて、上側の細い部分はぎっしりと実が詰まっていました。
この実の詰まり具合は、けっこうお得感があります。
種とワタをくり抜いて皮をむき、一口大に切ります。
量ってみたら全部で500gほどありました。
タマネギ1個を薄切りにし、水を400ml入れて少し煮立たせたらバターナッツかぼちゃを加え、柔らかくなるまで煮ます。
味つけはコンソメで・・・と思ったらなかったので、鶏のささ身で代用することに。
コーヒー用のペーパーフィルターの上にささ身を乗せ、ある程度白っぽくなって火が通ったら取り出します。
こうすればささ身から鶏のだしが出ますし、ささ身自体は別の料理に使えばいいので(今回はお雑煮に入れました)、一石二鳥です。
バターナッツかぼちゃが煮崩れてきたら火を止め、粗熱をとったらミキサーにかけてなめらかになるまで撹拌。
鍋に移したら牛乳200mlと生クリームを適量(大さじ1くらい)入れ、仕上げにパセリを乗せて完成!
バターナッツかぼちゃのポタージュの味は?
食べてみたら想像以上に濃厚かつなめらかな食感で、ねっとり感ともっちり感がハンパないです。
名前のとおり、どことなくナッツのようなバターのような風味も感じられ、タマネギの甘味もあるかもしれませんが、とにかく甘い!
でも自然な植物の甘味なので、まったく嫌味がありません。
普通のかぼちゃのポタージュより相当に濃密な味わいで、ひとすくいの食べごたえがあるってもんじゃないです。
この味は個人的には超好みですね。
調べてみたところ、バターナッツかぼちゃは固定種であるため、種を蒔くと実が生るのだとか。
ゴーヤのような感じで栽培できるそうなので、種を取っておいて栽培に挑戦してみようかなと思います(3月か4月くらいに蒔く予定)。